物価は数年前よりも上がり続けていたり、昇給率が低かったりと、世の中の景気から将来に不安を抱えている方も多いでしょう。
そこで社会人になってから親と話したときなどに、ふと自分は親との年収の差はどのくらいなのだろうか?と気になった方は多いのではないでしょうか。
しかし、親の年収について知らない方がほとんどだと思います。実際に、30〜49歳の男女は7割近くが親の年収を知らないとのデータが出ているのです。しかし、20〜29歳であれば半数近くは親年収を知っているデータもあります。20〜29歳の方が親の年収を知っている理由としては、奨学金やクレジットカード作成などの際の年収申告を見たためです。そして、親と自分の年収を比較した際の結果は、親よりも年収が高い、もしくは同じぐらいでした。この理由としては、リーマンショックが考えられます。バブル崩壊後からリーマンショックの後までの間に、平均給与は465万から406万円まで下がっています。これが原因で、親の年収が下がったのでしょう。多くの方は親の年収を超えたいと思っているものの、日本は従来年功序列型であり今もそれは残っています。そのため、すぐに親の年収を超えるのは厳しいでしょう。とはいえ、スキルアップや転職次第でいくらでも年収を伸ばすことは可能です。